今回は愛媛県にある西日本最高峰の石鎚山(1982m)へ行ってきました。
石鎚山へのルートは主に2つ
・成就社ルート
・土小屋ルート
土小屋ルートの方が標高差が少ないですが、
登山口まで山道を走らないといけないのと、
成就社ルートの方が神社や祠があり、鎖場も多いです。
信仰の山としても魅力は成就社ルートの方が多いので、
個人的にはおすすめです。
石鎚山へのアクセス
堺からだと明石大橋を渡るルートで、300kmと少し、4時間位の道程です。
いよ西条ICで降りる方が近いのですが、
愛媛のお土産は石鎚山PAが充実しているので、ちょっと回り道をするのもアリです。
石鎚山ロープウェイへの入り口
これが見えてから左の駐車場に止めるよりも、
少し手前の駐車場の方が割安でした。
下谷駅(455m)~成就社駅(1300m)までほんの数分で一気に連れて行ってくれます。
料金は往復で1950円。
ロープウェイを降りると、そこは既に雲海の上。
さすが西日本最高峰。
終始雲海を見ながらのご機嫌な登山になりました。
ロープウェイから30分ほど歩くと石鎚神社の成就社に着きます。
ここまでは登山というより坂道を上る感じです。
ちょうど注連縄の奉納を行っていました。
登山中も度々白装束の人を見かけます。
これほど信仰色の強い山は珍しい。
成就社の隣にある遥拝殿?
ここはちょうど石鎚山が見えるように大きな窓があります。
登山の前後に参拝していくと、心に感じるものがあるはずです。
神門
ここから本格的に登山スタート。
夜間は閉鎖されているそうです。
N字の木。
見返り遥拝所。
足の悪い人はここで参拝とするそうです。
ここからは階段地獄。
石鎚山は本当に階段が多く、足に堪えます。
岩が多い山のほうが色んな筋肉使うので疲れが分散できるのに・・・
石鎚山名物、鎖場。
60°~80°の斜度の崖を30m~60m登る修行の場が4つあります。
下を見ると結構怖い(^^;)
他の山の鎖場と違ってめっちゃ太い鎖がかかっています。
ぱっと見た感じでは崖を登るので、
9割くらいのハイカーの人はパスしています。
どの鎖場にも迂回路があります。
地元の人は小学生でも親が後ろに付いて登るので、
普通の大人ならまず大丈夫なはず。
試しの鎖→一ノ鎖→ニノ鎖→三ノ鎖と4つの鎖があります。
難易度は
一ノ鎖<ニノ鎖<三ノ鎖<試しの鎖
試しの鎖は上った後に下らないといけないのでちょっと怖い人もいるかも。
心配な人は一ノ鎖から試してみると良いと思います。
この日は少し岩が濡れている場所があって、足が滑って苦労しているおばちゃんがいました。
岩が濡れている時は慣れない人は避けた方が無難かもしれません。
ボルダリングとかを経験した事ある人なら余裕です。
こちらが三ノ鎖
三ノ鎖を上から見た所。
写真だと全然怖くないですが、かなり崖です。
三ノ鎖を上がれば即山頂です。
天狗岳を下から見上げた感じ。
めっちゃ崖です。
後でこの崖の上から下を覗く事に。
ついに山頂!
山頂には神社があります。
左の小屋には神主さんもいてるので、
お守り買ったり、御朱印をもらう事もできます。
山小屋もあって売店で軽食や飲み物が買えます。
トイレも有料で使えます。
宿泊する事もできます。
大人一泊二食付き8700円
この弥山と言われるピークで満足する人も多いのですが、
本当の最高峰はすぐ横にある天狗岳。
こっちが本当の山頂。
尖った形がめっちゃカッコイイ。
ただそこに行くには、ナイフリッジと言われる両側が切り立った急斜面の岩場を登っていかないと行けません。
ナイフリッジの途中から弥山にある神社を振り返った所。
天空の神社って感じですね~
上から崖の下を覗くとめっちゃスリルあります。
うちの子は親の心配を他所に、平気で進みます。
天狗岳山頂!
さすが西日本最高峰。
360°遮るものがなく、素晴らしい眺望。
山で一番好きな時間は夜明け前。
山頂に泊まってこそ見れる景色は、日帰りの何倍も美しい。
宿泊すると体力的にも日帰りより楽だし、
夕焼け、天の川、ご来光と変わりゆく景色を堪能できます。
頂上に泊まった人だけが参加できる夕拝と朝拝という神事。
時間に余裕がある人はぜひ石鎚山頂上山荘へ
夜明け前の空の色は本当に美しい。
写真を撮るために徹夜の人や夜明け前から登ってきた人も。
ご来光。
雲海が山を超えて滝のように流れ落ちる滝雲。
なかなか見れない光景です。
石鎚山は、信仰・鎖場・絶景・スリル様々な楽しみがあって、
またいつか来たいと思える山でした♪(^^)
大阪-堺自然整体院
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