「どのルートが一番好きですか?」と聞いたら、
「丸滝谷!」
と即答されたのが印象的で、
ずっと行ってみたかったルートでした。
ネットで調べたら結構な高さの滝を登らないと行けないし、
地図を見ると「危」マークがついているので、
初めての者がソロで行くのはちょっと躊躇していました。
金剛山も妙見谷の往復ルートを経験して、
ボルダリングもちょっとかじって、
先月宝剣岳南稜も往復と、
ちょっとずつ経験を積んできたので、
満を持して行ってきました。
堺自然整体院から丸滝谷へは、1時間弱。
国道309号線を走って、水越トンネルの手前を右に入ります。
すぐにさわんど茶屋があるので、その周辺に駐車します。
駐車場が空いていれば良いのですが、埋まっていることも多くて、
路駐する事もあります。
さわんど茶屋から東に30mくらい進むと石ブテ橋があるので、そこから入山します。
歩き初めはこんな感じ。
南の方向へ沢沿いに林道を歩きます。
楠公大堰堤というらしい、ほぼダムと言える巨大な堰堤を過ぎると林道も終点間近。
こんな感じの林道の終点から沢に入ります。
丸滝谷に入るとそこからは沢歩き。
ほぼ道はなく、沢を渡ったりゴロゴロした岩の上を歩いたり、
滝をよじ登ったりして山頂を目指します。
滝になっている部分はほとんどの部分が迂回できますが、
岩を登る方が楽しいので、できるだけ水の流れに沿って登っていきます。
山に慣れた人なら慎重に登れば危険な場所はあまりないのですが、
上の丸滝という10m以上の崖になっている場所だけは落ちたら死ねるので要注意!
登りも十分怖いけど、下りは更に怖いです。
最後は結構な急登。
足元もズルズル滑るのでロープがあると助かります。
設置してくれた人ありがとうございます!
ここまで来たら丸滝谷の終点。
中尾の背や石ブテ東谷との合流地点。
六道の辻
太尾道との分岐。
大日岳に出るともうススキが出ていました。
秋ですね~!
おまけ
今日の出会い。
ヤマカガシ
実はマムシやハブよりも強い毒を持っているそうなので、
近づかないように!
先月の金剛山妙見谷での出会い。
マムシ
今まで毒蛇なんて会ったこと無かったですが、
沢沿いに歩くといるんですね~(@_@;)
丸滝谷は一般ルートではありません。
- 標識も一つもありません。
- 足元はかなり悪いです。
- かなり危険な滝もあります。
- 携帯電波届きません。
- ケガしても平日だと誰も通らないかも知れません。
自分が考えるここを登るために必要なもの
- 地形図の読図
- GPS等で現在地の確認
- 沢歩きの経験
- 岩登りかボルダリングの経験
- 金剛山なら妙見谷レベル以上の経験
ハイキングよりは危険度や難易度高いですが、
ハイキングにはない楽しみがあります。
夏に沢靴履いて歩いたらもっと楽しそう。
金剛山の普通の山歩きが物足りなくなった方はこういうルートもぜひ!
大阪-堺自然整体院
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