2017年10月13日金曜日

金剛山、丸滝谷へ

堺自然整体院に来られていた金剛山に何百回も登っている患者さんに、

「どのルートが一番好きですか?」と聞いたら、

「丸滝谷!」

と即答されたのが印象的で、

ずっと行ってみたかったルートでした。


ネットで調べたら結構な高さの滝を登らないと行けないし、
地図を見ると「危」マークがついているので、
初めての者がソロで行くのはちょっと躊躇していました。


金剛山も妙見谷の往復ルートを経験して、
ボルダリングもちょっとかじって、
先月宝剣岳南稜も往復と、
ちょっとずつ経験を積んできたので、
満を持して行ってきました。

堺自然整体院から丸滝谷へは、1時間弱。
国道309号線を走って、水越トンネルの手前を右に入ります。


すぐにさわんど茶屋があるので、その周辺に駐車します。
駐車場が空いていれば良いのですが、埋まっていることも多くて、
路駐する事もあります。

さわんど茶屋から東に30mくらい進むと石ブテ橋があるので、そこから入山します。


歩き初めはこんな感じ。
南の方向へ沢沿いに林道を歩きます。



楠公大堰堤というらしい、ほぼダムと言える巨大な堰堤を過ぎると林道も終点間近。



こんな感じの林道の終点から沢に入ります。



丸滝谷に入るとそこからは沢歩き。
ほぼ道はなく、沢を渡ったりゴロゴロした岩の上を歩いたり、
滝をよじ登ったりして山頂を目指します。



滝になっている部分はほとんどの部分が迂回できますが、
岩を登る方が楽しいので、できるだけ水の流れに沿って登っていきます。



山に慣れた人なら慎重に登れば危険な場所はあまりないのですが、
上の丸滝という10m以上の崖になっている場所だけは落ちたら死ねるので要注意!
登りも十分怖いけど、下りは更に怖いです。



最後は結構な急登。
足元もズルズル滑るのでロープがあると助かります。
設置してくれた人ありがとうございます!



ここまで来たら丸滝谷の終点。
中尾の背や石ブテ東谷との合流地点。



六道の辻
太尾道との分岐。



大日岳に出るともうススキが出ていました。
秋ですね~!



おまけ

今日の出会い。
ヤマカガシ



実はマムシやハブよりも強い毒を持っているそうなので、
近づかないように!


先月の金剛山妙見谷での出会い。

マムシ





今まで毒蛇なんて会ったこと無かったですが、
沢沿いに歩くといるんですね~(@_@;)


丸滝谷は一般ルートではありません。

  • 標識も一つもありません。
  • 足元はかなり悪いです。
  • かなり危険な滝もあります。
  • 携帯電波届きません。
  • ケガしても平日だと誰も通らないかも知れません。



自分が考えるここを登るために必要なもの

  • 地形図の読図
  • GPS等で現在地の確認
  • 沢歩きの経験
  • 岩登りかボルダリングの経験
  • 金剛山なら妙見谷レベル以上の経験


ハイキングよりは危険度や難易度高いですが、
ハイキングにはない楽しみがあります。

夏に沢靴履いて歩いたらもっと楽しそう。

金剛山の普通の山歩きが物足りなくなった方はこういうルートもぜひ!


大阪-堺自然整体院

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