2017年3月10日金曜日

冬の明神平へ

雪山三昧の今年の冬。

初心者向きのガイドブックには載っていないけど、
山登りしている人のブログ等にはあちこちで見かける「明神平」

その圧倒的に広がりを見せる霧氷の景色に、かなり心を動かされたのですが、
今までの山のように整備された登山道が無いので、
一人では行くのを躊躇してました。

あちこちの雪山に行ってみると、
今まで敷居が高く感じていた雪山も意外と行けてしまう事に味をしめてしまい、
ついに明神平にも行ってしまいました(^^ゞ

※ご注意
明神平への道は標識とか全然ありません。
危険な川渡りもあります。
新雪が積もった平日の朝だとトレース(人が歩いた跡)も無く、道が分からなくなる可能性大。

・行ったことがある経験者
・地形図を読める人
・登山アプリやGPSで現在地を把握できる人
・道なき道でも登れる技術と体力と装備

最低このうちの2つは必要だと思います。
アイゼンは必携です。

明神平へは堺自然整体院から車で2時間弱
東吉野村の最奥で、奈良県と三重県の県境になります。

堺市と友好都市の東吉野村にある「ふるさと村」の奥にある
大又林道が登山口に続いています。

ふるさと村は小学生の頃、子供会の林間学校で泊まった事があったり、
この前の川で子供と川遊びをしたりした思い出の場所です。

登山帰りにはふるさと村の川向いにあるやはた温泉がオススメです。


大又林道の終点に駐車スペースがあります。



当日は解けかけた雪が凍結していて、ガチガチの板氷みたいになってました。



FFスタッドレスでは全く歯が立たず、300mくらい手前に車を止めて歩く事に。
スケートリンクのように滑るこの林道をアイゼン着けずに歩く事が、
実は今回の一番の難所でした(・・;)

登山道をしばらく歩くといくつか渡渉(川渡り)があります。



写真のように金剛山のようなチョロチョロした流れではありません。
このくらいの山奥になると気温も-10℃近いので落ちたら大変です。
ロープが掛かっていますが、ユルユルであまり信用出来ないので、ストックを使って慎重に渡ります。

明神滝
ちょっと遠くて分かりにくいですが、氷爆になっています。



霧氷の名所の明神平。
前日に気温が下がったので、今日はしっかりと霧氷があるかと思ったら
一部にあっただけで、ほんと肩透かしでした。



よくここに来ている常連さんも驚いていました。

気温は下がりましたが、風が弱かったせいかもしれませんね。

自然相手の遊びなので、こういう事もあるあるですね(^^)



昔の明神平は簡易リフトを設置してスキー場として使っていたそうです。
その名残で広い雪原が広がっていてとっても開放的な雰囲気があります。



写真に写っている格好良い小屋は「あしび山荘」残念ながら一般人は入れません。

快晴の青空に雪山はほんと気持ち良い~!

明神平から少し登ると明神岳(1432m)



ここからは大峰や台高山脈が一望できます。



足を使って頑張った人だけが見れるご褒美ですね(^^)

関西の山は雪解けも進み、雪を見れるのも残り僅かの期間になってきました。

もう数回は行きたいので、寒波様のお越しお待ちしておりまする~m(_ _)m

大阪-堺自然整体院

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