2011年6月3日金曜日

森のようちえん

早いもので、うちの子も2才。
そろそろ幼稚園を考える時期になってきました。


うちの嫁さんはものすご~く田舎で育ちました。

その影響もあるのか自然派育児に興味があります。

真夏でも真冬でも朝から昼過ぎまではお弁当を持って大仙公園に行き、同じようなお母さんと自然の中で子供を遊ばせて自主保育のような事をしています。

完全母乳だったり、甘いおやつは与えなかったり、布おむつを使ったり、育児に関するセミナーに行ったり、私にはとてもできないくらい頑張っています。


そんな彼女が知人から聞き探してきた幼稚園がこちら

森のようちえん どんぐり

先日、そこで見学会があるということで行ってきました。



ここは普通の幼稚園と違って園舎を持ってません。

元々は大阪市にあった幼稚園なのですが、多くの日は電車に乗って大阪狭山市にある森(?)へ行きそこで子供達を自由に遊ばせる幼稚園です。

妻から初めて話しを聞いた時は
・どうやって通うの?
・小学校に入ってちゃんと座って授業受けれるの?
・近所の友達できないんじゃない?
・真冬はどうするの?

正直、否定的でした(笑)

その後、HPを見たり、何度も体験会に行ったりした話を聞くうちに疑問が解けてきて、私も前向きになったのですが、あまりにも特殊な幼稚園故に就園前に一度は見てみたいと思い、行ってきました。

現地は週末はボーイスカウトが活動場所にしているそうで、森の中のキャンプ場のような雰囲気で、「里山」という言葉がぴったりです。
季節に合わせて他の山や川にも行くそうです。












自由時間になると、20人くらいの子供達は各々が好きな遊びを始めます。
虫取りをする子もいれば、お花を摘む子もいれば、走り回っている子もいます。
一人で遊んでも楽しくないので、自然とコミュニケーションを取り、年齢が違う子でも自然と上の子が下の子に教えたりしてます。











普通の幼稚園のように先生が「◯◯をしましょう」と指導しません。
子供は自分で考えて、自分で行動しなければ何も始まりません。

子供が棒を振り回していても先生は怒りません。
子供達が自分達で経験して学習することを重視しているので、先生方は本当に危険なこと以外は穏やかに見守っています。

育児の本の中でも結構良かった
子供へのまなざしって本の中に書いてあった、
「子供は子供同士で育ちあう」という事がそのまま行われ、
子供達はほんとうにのびのびと遊んでいました。

かなり独特な幼稚園なので誰にでも合うというわけではないでしょうが、
就園前の方で興味がある人がいたら、
ぜひHPにある「たんぽっぽ図書館」あたりから行ってみてください。

うちは来週から2歳児教室に行かせますが、2歳児教室も前期は定員一杯との事なので、
早めに連絡したほうが良いかも知れません。


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おまけ

うちの子は数カ月前から、居間にいる時に患者さんが入ってくると、「患者さんに挨拶してくるわ!」と言って、わざわざ玄関に言って「こんにちは」と挨拶するのがブームでした。

先週くらいから挨拶するだけでは飽きたらずに、延々とお話をするようになりました。
捕まってしまった患者さんは中々逃げられないようなので、ご注意下さい(笑)



大阪-堺自然整体院

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