2020年5月7日木曜日

唐松岳へ

新型コロナウイルスの影響で勉強会やPTA会合など予定が中止になった日に快晴予報。

こんなチャンスはそうそうないので、
この冬に一番登りたかった長野県白馬村の唐松岳へ。

唐松岳へは前回来た八方尾根スキー場の上部からアプローチします。

ゴンドラとリフト2本を乗り継いで八方池山荘から登山開始です。



スタート地点からこの絶景!
白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳の白馬三山が目の前に。




少し登ると雲海の上に。

写真で見るとのどかですが、-10度の低温とまっすぐ歩けないほどの暴風のおかげで体感気温は-20度。
凍傷のリスクをリアルに感じられ、装備の大事さが身に染みます。



この日はバックカントリースキーと登山の人が半々くらいでした。
この景色の中で新雪を独り占めして滑るのは最高でしょうね~
めっちゃやってみたいけど、素人ソロだとリスク高過ぎるので我慢。





シュカブラ
風が雪を磨いた造形美。
風の当たり方次第で様々な形があって楽ませてくれます。



不帰ノ嶮(かえらずのけん)
中々恐ろしい名前の山。
崖にしか見えませんが、猛者はここをスキーで滑り降りるらしい。




五竜岳
森林限界を超えた雪山は本当に美しい。




目指す唐松岳
冬季北アルプス入門の山、自分のような素人でもリフトのおかげで日本屈指の雪の山岳風景を見られます。



山頂は過去最高の絶景!
遠くに見えるは立山と剣岳など北アルプスの山々。
黒いジャケット、黒いグローブ、黒い目出し帽、サングラスで真っ黒クロスケ
もう誰だか分かりません。




立山連邦と剱岳
素晴らしい景色ですが、素人ではあの頂きに立つのは不可能。



剱岳をアップで。
江戸時代の絵画には針の山として描かれていたのがよく分かりますね。

昨夏は悪天候で行けなかったので今年こそ!
冬は近づくことすらできません。。。

関西では経験できない風や気温で、冬山の厳しさを実感しましたが、
ここでしか見られない絶景の数々に超満足な山登りとなりました。

堺自然整体院