2017年3月1日水曜日

雪の三峰山へ

今年から登り始めた雪山。

金剛山、高見山、御在所岳と霧氷も新雪もしっかりとあったおかげで、
雪山の楽しさにハマってしまったようです(^^ゞ

雪が多かった今年の1,2月。
またもや寒波直後の晴れと休日が重なってしまったので、
霧氷で有名な奈良県の三峰山へ。

三峰山へは、堺自然整体院から車で2時間弱で行けます。

みつえ青少年旅行村のゲートの手前にある第4駐車場に無料で車が止めれます。
ゲートから少し上がった所にトイレもあります。




登山口からは登り尾ルートと不動滝ルートがありますが、
今回は初めてだったので登り尾ルートから登りました。

今年は雪がよく降ったので、登山口から雪がしっかりあります。

どうもその日の一番乗りだったようで、先行者の足跡がありません。

薄く積もった新雪の上には、ウサギやシカ等の動物の足跡がずっと続いています。
人間の道を動物が通るっていうのも変な感じですが、
深い新雪の斜面よりも登山道の方が歩きやすいみたいです。

新雪だと登山道を見失いやすいのですが、
動物の足跡がどこが道かを教えてくれます(^^)




落ちた霧氷が積もった雪面。
トゲトゲだけどフワフワ



途中からは雪をかぶった倶留尊山も見えます。



誰も踏んでいない新雪の静寂とモノトーンの世界を
一人で歩くのはとっても気持ち良いものです。

時折ルートを外れてラッセル三昧(^^)





三峰山山頂
予報では晴れだったのに、ガスだらけで暴風・・・何にも見えません(ToT)



山頂付近はかなり雪深くフワッフワ、
雪の重みで木が倒れまくってました。
ソファーにふんぞり返ったようなスノーモンスターがどこかにいるの分かるでしょうか?



山頂から少し下った所にある「八丁平」
樹木が多い三峰山の中では見晴らしが良い場所で、
とても景色が良い場所です。
風の通り道になっているので霧氷や風紋もしっかりあります♪



予報と違いほぼ曇ってたけど、
ほんの数分だけ、
ベストなタイミングでの晴れ間\(^o^)/




暴風と寒さのおかげで、
エビの尻尾も成長中



前回の御在所から投入したアイゼン。
三峰山ではチェーンアイゼンで十分だけど、
前回、スパッツやズボンをアイゼンで引っ掛けて破きまくったので、
歩行練習のために使ってみました。

足場の悪い状態で、しっかり確実に歩き続けるのって意外と難しいものですね(^_^;)



どうやらまだ雪山ハイク熱は続く様子(^^)


大阪-堺自然整体院

2017年2月27日月曜日

2017年2月25日土曜日

2017年2月19日日曜日

雪の御在所岳へ

例年になく寒波が続いて雪がたっぷりの今年の冬。
毎日天気予報や雨雲レーダーを眺めて、
どこにどれくらい雪が降っているのかチェックしてます。

タイミングよく(?)娘がインフルエンザに罹ってしまい、
スイミングの送迎をしなくてもよくなり、自
分の時間ができたので、
5時起きで三重県の御在所岳へ。

見えているのは鎌ヶ岳
御在所岳へは大阪から車で約2時間強。
三重県なので心理的距離は遠いですが、
無料の名阪国道を使うと意外と交通費安く行けます。

御在所岳は2年前の春に家族で登った山です。

当時は山登りし始めで、
ハイキングに毛の生えた程度の大阪周辺の山しか行ったことがなく、
岩のある山は初めてで、
自分にとってはかなりのチャレンジでした。

御在所岳はロープウェイもあるので、
いざとなったら下りはロープウェイで逃げることができます。


今回は中道登山道から登りました。
御在所岳では一番メジャーな登山道で、
変わった岩や、見晴らしのいい場所がたくさんあって、
めっちゃオススメの登山道です。
近くにあったら頻繁に登りたい。

中登山道口
ポストに登山届を出していきます。














おばれ岩
かなり大きな2つの岩がおんぶするように重なってます。





地蔵岩
御在所岳のシンボル的岩。
2つの岩の上にサイコロみたいな岩が奇跡的に乗っかっています。

















キレット
かなり急な岩場の下りです。
2年前はかなり怖かったですが、
今回は雪とアイゼンという条件でしたが意外に簡単でした。
自分でも気づかないうちに成長してますね~(^^)

















岩場が多いと大人のジャングルジムって感じで楽しい♪

















前日に降った雪のおかげで、
少ない所で膝、深い所は腰まで埋まる新雪です。

自分の先に3人の登山者がいてましたが、
この深い雪のおかげでなかなか進めないようで、途中で全員が合流しました。

深い雪を踏み固めて道を作りながら登る事を「ラッセル」と言います。

20cmくらいの深さまでなら普通に歩けるのですが、
膝より深い雪になってくると、体力をかなり使います。

とても一人で登りきれる状況ではなかったので、
4人で即席チームを作って、先
頭を交代しながらラッセルをすることになりました。

途中からはラッセル三昧

















腰まで沈む雪のラッセルは、
雪の中を泳ぐような感じで
とんでもなく疲れるけど、
そうそうできない体験で中々面白いものです。

たっぷりの新雪のおかげで、登山道は全く分からなくなっていました。
たまたま同行した人に御在所岳に数十回登っている人が二人もいたので、
ルートを外れずに登ることができました。

初心者の私にとってはベテランの人の行動はとっても勉強になりました。
一人なら間違いなく途中で撤退してました。。。


つかの間の晴れ間は最高に気持良い!


























青空だと霧氷も映えます。

























今回一緒に登った四人組。
苦労を分かち合ったので自然と仲良くなれます(^^)







山頂は霧氷が素晴らしい。
山登りしない人でもロープウェイで見に来る価値ありです!

























白いサンゴのようで、とても美しい。





























山頂までロープウェイがあるので
・霧氷観光のお爺さんお婆さん
・ソリ遊びの幼児
・スキーやスノーシューの若者
・ピッケル、アイゼン、ヘルメット装備のガチなおっさん登山者
諸々入り交じるというカオスな光景を見ることができます。






雪山、めっちゃ疲れますが、そのご褒美はかなりの物です(^^)


大阪-堺自然整体院

2017年2月16日木曜日

2017年2月1日水曜日

2017年1月30日月曜日

金剛山の氷爆へ

先週の月曜火曜、またもや寒波がやって来て、
ちょうど仕事が休みの水曜に寒波が緩んで晴れ間が期待できる天気でした。

前日にはまとまった雪も降り、
こんなチャンスはそうそうないので、
11時には家に帰ってこないといけないという状況の中、
5時起きで大阪府の最高峰、金剛山へ行ってきました。

普段は寝坊するのに、遊びの時だけは早起きです(^^ゞ

 
今回の狙いは「氷瀑」

氷瀑って山登りをしない人は知らない事が多いのですが、

「凍った滝」の事です。





























気温がかなり下がると滝の飛沫がかかる場所から凍り始めて、
更に気温が下がると、流れの本流まで完全に凍りついてしまいます。

大きなものだと数百本のツララが密集した状態になってとっても綺麗です。



金剛山ではツツジオ谷の二の滝とモミジ谷の第六堰堤が有名です。

冬場にいつも見られるわけではなく、
相当冷え込みがきつくならないと融けてしまうので、
今回のような寒波の直後が狙い目です。

二の滝
真ん中が少し凍っていなくて、7~8割ってところですが、かなり凍っていました。
無数のツララがとっても美しい!








夜明けと同時に登り始めたので、
氷爆から上部は誰も歩いていない新雪の中を歩けました。

日本でも有数の登山者数の金剛山でこういう状況はそうそうないので、かなりラッキー♪

人が歩いていない場所を歩くのは気持ちが良いものです(^^)

ただし、途中からは道は全く無く、沢の中を歩いていくので、
足の置き場には結構注意しないといけません。





























こういう状況で歩いたのは初めてだったので、
危険かと思って一人で来てみたのですが、
このくらいなら娘と来てもなんとかなりそうな感じでした。

ただし、夏に同じルートを登った事が無い人は、
行ったことがある人に連れて行ってもらってください。

雪が降ると、
雪や氷で滑って滑落するリスクが高まりますし、
新雪でルートが分かり難くなります。

アイゼンは必携。
ストックもあった方が良いです。

慣れていない人はロープウエイからの金剛山遊歩道か、
金剛山登山口からの千早本道が安全かと思います。


毎度おなじみ金剛山頂
















この日は寒波のおかげで山全体が霧氷に包まれていて、素晴らしく綺麗でした。

やはり霧氷には青空が似合いますね♪




























山頂広場に鳥の餌を持っていくとヤマガラやゴジュウカラが手に乗って餌を食べてくれます。

山に餌が無くなる冬場限定のちょっとした楽しみです(^^)


















土日だと餌をあげる人が多くて、簡単ではありませんが、
平日の早朝だと競争率が低いし鳥もお腹を空かせているので、簡単に乗ってくれますよ~


しばらくは暖かい日が続きますが、また次の寒波に期待をするとしましょう(^^)

大阪-堺自然整体院

2017年1月26日木曜日

2017年1月19日木曜日

霧氷の高見山へ

最強寒波直後の高気圧ど真ん中。
 
こんな機会もそうそう無いので、
やる事を放置して(笑)
関西のマッターホルンと呼ばれる、
霧氷で有名な奈良県の高見山(1248m)へ。



高見山は台高山脈の北の端に位置していて、
周りの山から独立して尖っているので、
奈良盆地からの風がかなり強く吹きます。

おかげで霧氷が成長しやすく、
三峰山や金剛山と並んで、
霧氷の山として有名です。

高見山の登山口は、
マイカーの人はたかすみ温泉の平野登山口、
バスの人は高見山登山口から登ります。



奈良の各地から奈良交通の霧氷バスも出ているので、
マイカーが無い人でもアプローチできます。

堺市の堺自然整体院からは南阪奈道を経由して、約1時間半。 
たかすみ温泉の無料駐車場に車を止めました。


川沿いに少し下って、この赤い橋を渡ったら平野登山口。


登り始めから階段地獄・・・
結構しんどいです(-_-;)



しばらく登ると避難所

横に「高見杉」と呼ばれる樹齢700年以上の立派な杉の木があります。



尾根に出ても霧氷はありません。
前日ではたっぷりあったようなのですが、
前日の好天で落ちてしまった様子。

もしかして、今日はハズレ?


雪が深くなって斜度がきつくなると、
登山靴だけでは滑るのでアイゼンを着けます。

アイゼンも色々ありますが、

ガチな冬山へ行かずに、金剛山や近郊の山等の雪山ハイキングなら、
チェーンアイゼンが着けやすく歩きやすいのでオススメです。


山頂に近づくと雪のトンネル☆
 


山頂付近だけは霧氷が残ってくれていました♪

風が強くて気温が低いと霧氷が成長してこんな感じになります。
通称「エビの尻尾」


これだけ大きいのは近郊の低山ではなかなか見れないと思います。


高見山は周りに高い山が無いので、
360度の絶景が楽しめます。


山頂には高角神社。
雨乞いの神様らしいです。



登山道の途中にも神武天皇が登ったとされる国見岩もあったりして、
奈良県の歴史の深さを見ることができます。

山頂には雨風を避けれる避難所もあるので、
ここで昼食を取る人が多いです。

こんなに天候が良い日の山頂は、
みんなひたすら写真撮影大会になってしまいます(^_^;)

深い所では膝が埋まるくらいの新雪がある新雪の急斜面を歩くと、
フワフワと浮いているような感覚でめっちゃ気持ち良いです。
雪山にハマりそうですね~(・∀・)
 
下山後にはたかすみ温泉



雪見風呂でストレッチを念入りにしたので、
翌日は足の筋肉痛は全く無かったのですが、
上半身をしなかったので、大胸筋が酷い筋肉痛でした・・・(-_-;)


大阪-堺自然整体院

2017年1月17日火曜日

雪の金剛山

ちょうど先週末に最強寒波到来!って事で、
新雪モフモフの金剛山に行こうと、
ワクワクしながら週末を待っていたのに、
雪雲は見事に大阪をスルーで、
雪は全然降らず、山頂でも2cm・・・(´・ω・`)
 

3年ぶりの家族揃って雪の金剛山ハイキングは
新雪は無かったけど、寒さのおかげで霧氷はとっても綺麗でした♪
















雪山の登山と言うとハードルが高そうなイメージがありますが、
私達が子供の頃は堺や河内の小学生は高学年になるとみんな耐寒登山で金剛山に登らされました。

当時は今のような快適な服や道具が無かったので、
防水のために靴下の上にビニール袋を履いたり、
防寒のために身体に新聞紙を巻いたりしたものでした。

手足は超冷たくて、
山頂の吹きさらしの中で、
冷たくカチカチになったおにぎりを食べたのは、
今となっては良い思い出&トラウマです(笑)

そんなマイナスイメージしか無かった雪の金剛山に初めて登ったのが3年前。

現在の快適装備で身を固めてしまえば、
寒さなんて全く感じず、
登っている時は暑くて何枚も服を脱ぐほどです。






























とは言うものの、山頂はこんな感じで、
寒波が来ている影響で気温は-6度
じっとしているとさすがに寒いです(^_^;)


冬の金剛山は霧氷で有名です。
木が真っ白になっていると普通は雪が積もったように思いがちですが、雪ではありません。

大気中の水分が氷点下で木の枝に凍りついて発達します。
気温が低く風が強い所では「エビの尻尾」と言われるくらい大きくなります。

















今回はまだ小さな樹氷でした。




不思議なことに大阪では金剛山の山頂以外では見れない事が多く、
すぐ隣の葛城山ではまず見れないそうです。


今回の金剛山の服装と持ち物

●服装
・毛糸の帽子
・レインウエア
・速乾インナー
・速乾の長袖
・フリース
・インナーダウン
・手袋
・ネックウォーマー
・山用のズボン
・ゲイター
・スノーブーツ
・チェーンアイゼン

●持ち物
・ザック
・水筒
・タオル
・ティッシュ
・行動食
・地図
・コンパス
・カメラ
・ナイフ
・携帯トイレ
・ヘッドランプ
・カイロ
・ソリ


ソリはしっかりと遊ぶなら舟型のソリ
登山道でちょっと遊ぶ程度ならヒップソリが便利です。
















●登山道

金剛山へは堺自然整体院から車で一時間弱。
南海高野線の河内長野駅からバスでも行けます。

金剛山には何十通りもの登山道があって、
個人的には沢筋から上がるのが好きです。

山登りに慣れていない人は、
ロープウェイが良いと思います。

金剛山ロープウェイ
















往復1340円かかりますが、

一気に標高を稼げるので、
幼稚園児や体力が無い人でも楽々山頂まで行けます。
ロープウェイ山頂駅から山頂までの所要時間は大人だと30分くらい。
小さい子だと1時間くらい見といた方が良いです。

金剛登山道駐車場
ロープウェイに一番近い駐車場でトイレもあって便利です。

このすぐ下(徒歩1,2分)に民間の駐車場があって、
そこなら500円です。

ロープウェイを下りてからは
・金剛山遊歩道
・ダイヤモンドトレール(展望台)
2つの道がありますが、
初めてなら遊歩道の方が迷わずに山頂に行けます。

金剛山遊歩道へはロープウエイを下りてから階段を登って、
分岐を左に行きましょう。


山頂にある売店の中で、
暖かいうどんやぜんざいを食べれます。















何度か来る人は、
500円で回数券を買うと、
登頂する度にハンコを押してもらって、
回数に応じてバッジをもらうことができます。
1万回以上登っている強者もいるようです。

登山回数多い人は掲示されます。
















慣れた人は山頂のベンチで自炊して昼食取ります。















売店の横にある転法輪寺

















金剛山の本当の山頂はこのお寺の横の道を上がった先にある
葛城神社の神域の中にあって、一般人は立ち入れません。




ちはや園地ではソリ遊びもできますし、

















薪ストーブのある無料の休憩所で休憩することもできます。
軽食の売店もあります。


















ちはや園地の横にある
星と自然のミュージアム

















ちょっとした自然の勉強ができたり、
星空観察をする事もできます。

今回はたまたまネイチャーガイドのイベントがあって、
ガイドさんに小一時間ほど、
動物の痕跡を探して園地の中を案内してもらいました。
なんと100円!

ウサギの足跡や、


















モグラの掘った土の山など、



つい見過ごしてしまいそうなものを教えてくれます。
子供連れの方にはオススメ!


また次の寒波が待ち遠しいですね!(^^)


大阪-堺自然整体院

2017年1月13日金曜日

2017年1月3日火曜日