2017年12月17日日曜日

明神平で冬山スタート




今年は例年よりも早く、12月から雪が降り始めました。
近くの金剛山でもこの時期には珍しく積雪が続いています。

休日にどこに行こうかと思案しましたが、
この時期なのでまだ新雪は期待しにくい。

少しでも標高が高い山の方が霧氷の確率が高そうということで、
昨冬行った中で唯一霧氷が外れだった明神平へ行く事にしました。

昨年の明神平

明神平は奈良県と三重県の間にあって、冬の霧氷が綺麗な山です。

明神平へのアクセス

堺自然整体院から明神平へは
南阪奈道→国道165→国道166→東吉野村→県道220
所要時間は約1時間半
目印として、やはた温泉を目指して走って行くのが良いです。
やはた温泉の前の道を行き止まりまで行くと車が15台くらい止めれる駐車場になっています。





冬はかなり凍結するので4WD&スタッドレスじゃないと厳しいかもしれません。

昨年来た時はFF+スタッドレスだと最後の500mくらいでスタックして登れず、
林道の空きスペースに車を置いて歩く羽目になりました。

駐車場から明神平へは約2時間。
冷え込みのおかげでスタートから雪がちらほら、
林道の凍結も少しありました。



最初は林道歩き、30分くらい歩くと山道になります。

林道から見える景色。
手前の山の向こうに白くなった山が見えます。
これは霧氷期待できそう♪



沢沿いに歩くとこんな感じの渡渉(川渡り)が4箇所くらいあります。

初めて行った時は渡渉って怖そうとか、場所分かるのかとか、かなり心配でしたが、
沢歩きを何度かしている人ならまぁなんとかなります。

怖い人はストックがあれば良いかも。

今回は水に濡れているように見えた石に乗ったら、
ツルッツルに凍っていて、川に落ちる寸前でめっちゃ怖かったです(^_^;)




明神滝あたりを境にして、霧氷が出始めました。



この辺りの霧氷はまだ小さくトゲトゲしている感じです。



高度を上げていくと段々と雪が増えてきます。
この日一番乗りだったので、フカフカの新雪で気持ち良い♪



谷筋は風も弱いので薄着でもいけますが、
明神平の尾根に出る直前から急に風が強くなります。

尾根に出る前に早めにシェルを着込むのが良いようです。

明神平のシンボルあしび山荘
中には入れませんが。。。



霧氷もこの辺りの風が強い場所では大きく成長します。

通称「エビの尻尾」



本来なら明神平では見通しが良くて一面霧氷の景色が広がるはずなのですが、
この日は生憎のガスでこんな感じに(´・ω・`)



天候が回復する事を期待して明神平から明神岳へハイクアップ。
雪はサラサラの新雪、吹き溜まりだと30~40cmあってテンション上がります(^^)



明神岳の山頂付近は更に風が強いので、木の幹もこんなに凍てついています。



尾根に上がってしまえばアップダウンの少ないこんな感じの道が続くので体力的にも楽です♪




ほんの一瞬の晴れ間。
霧氷は青空だと10倍増しで美しい。



遠くに見える山。
手前の木を境にして左は白くなっているのに、右は全然雪がない。

ほぼ同じ高さの隣の山なのに、
雪雲や風の当たり方で全然違った景色になるのが不思議。



ご機嫌の状況にウホウホして地図もGPSも水に歩いてたら、
桧塚奥峰に行くつもりが、南への尾根に乗ってしまい、気がついたら千石山に・・・


明神岳から桧塚奥峰は尾根伝いに歩けばOKと思ってましたが、
事前に地形図をよく確認してなかったので、
明神岳から南へも尾根が伸びていることを見逃してました。


GPSがあったので復帰できましたが、
こういうちょっとした勘違いで遭難が生まれるんだな~と改めて反省。


夏なら人が歩いた跡がありますが、
新雪の雪山は道が一切見えないことも多いので、
地形を確認しながら歩かないといけません。

雪山行くなら国土地理院の地形図は必須だと思います。

私はいつも行きたい山のヤマレコの山行記録から
GPSのログを取得してスマホに入れます。

スマホだけではトラブルがあった時に困るので、
その山行記録から地形図のスクリーンショットを取って、
プリントアウトして紙でも持っていきます。

スマホのGPSだと現在地が確実に分かるので便利ですが、
紙の地形図だけを頼りに歩くのも、
オリエンテーリング的な面白さがあって楽しいですよ~(^^)



大阪-堺自然整体院

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