2018年8月12日日曜日

串本&古座川

我が家のお気に入りエリア、串本・古座川

海も川も自然も魚も盛りだくさんでとても遊べます。

今年も3連休を取って水遊び三昧に行ってきました。

くじら浜海水浴場

太地町のくじら博物館から徒歩5分ほど南にある海水浴場。



「無料でクジラと泳げる海水浴場」
入江になった海水浴場がフェンスで仕切られていて、その中に小型のクジラがいる生簀があります。

小型のクジラなので大型のイルカと言ってもいいかも(^_^;)

クジラ放流の前後に生簀でジャンプさせたりクジラの説明してくれます。



1日2回11:00と13:00にスタッフがハナゴンドウという小型のクジラを生簀の外に出して泳がせます。



スタッフの人がカヌーから餌を投げてクジラを誘導しますが、この日は人が多過ぎてクジラがビビってしまい、あまり近寄ってくれませんでした・・・(-_-;)



ちょっと他ではできない体験が無料とあって人いっぱいです。

くじら浜海水浴場の持ち物

・浮き輪やライフジャケット
 クジラが泳ぐ場所は深くなっていて、待ち時間もあるので絶対あった方が良いです。

・ウォーターシューズ
 石がゴロゴロあるのであった方が良いです。

・サンシェード
 影がある場所は限られているのであれば持参しましょう。

・シュノーケル
 持っていきましたが、海が濁っているのであまり効果なし。。。

・フィン
 クジラのスピードは人間では太刀打ちできません。
 せめてフィンがあれば移動速度あがるので近づけるチャンスが増えます。

駐車場

浜の向かいに無料の駐車場があります。
満車の時はくじら博物館の駐車場から歩いても行ける距離です。

売店

ドリンクくらいは売っていますが、食べ物は持参しましょう。


ドルフィン・ベェイス




太地町にある日本で最初にドルフィンスイムを始めた施設です。
イルカと触れ合ったり、一緒に泳いだりすることができます。


イルカの背びれを持って一緒に泳げるのはそうそうない体験。



人に慣れたイルカがそばに来てくれて、背びれに掴まらせてくれます。

こちらではかなりの回数イルカと泳げました。
子供も妻も大満足です(^^)



家族全員で泳いでいるのはうちくらいで、ほとんどの家族は子供だけが体験して親は見学していました。

せっかくだからみんなで同じ体験を共有したらいいのにな~



古座川でカヌー




古座川はカヌーに力を入れているエリアです。
古座駅にある古座観光協会でカヌーや必要道具一式をレンタルできます。

しかも、カヌータクシーで上流まで人とカヌーを運んでくれます。
こんな川はそうそうないです。



清流古座川では鮎釣りでも有名な川なので、
釣り師との兼ね合いで季節によってカヌーを漕げるコースが決まっています。

詳しくは古座観光協会HP参照

私のおすすめ
①小川
上流にダムが無いので抜群に水がキレイです。
浅い場所も多いのでカヌーを引いて歩く事もあります。
柿太郎の廻りと言われる上流の場所は人工物が一切無くて良い感じ。

ただし二人乗りはダメだそうです。

②一枚岩
上流にダムがあるので水質はイマイチですが、いくつも瀬があってカヌーを操る楽しみがあります。
昨年はここから河口までテントを積んで2日間のツーリングをしました。

③明神橋より下流
スタート地点の小川との合流部の小川側は魚やエビがたくさんいて、水中を覗きながら流されるととても楽しめます。
ここで遊ぶならエビタモと言われる小さな網が必須!
明神橋より下流は穏やかな流れがほとんどなので初心者の人でも安心です。
一枚岩~明神橋よりも、明神橋から河口の方が小川の水が入るので水質はキレイです。

カヌーや川遊びはやったことが無い人は、川坊主さんのツアーがオススメ!
我が家はこちらで3回お世話になって古座川ファンになりました(^^)

下流は河口が近づくにつれて流れも緩やかになるので、ひたすら漕ぎ続けるのがしんどいです。

串本ダイビングパーク

串本海中公園に隣接する世界最北のテーブルサンゴや熱帯魚がいっぱいの海。

岩場なので海水浴という感じではありませんが、ダイビングができない人でもシュノーケリングで十分楽しめます。

施設利用料
大人1,600円
小人800円
ロッカー・シャワー・更衣室が利用できます。



お魚いっぱい!




透明度もかなりのものです。

サンゴの白化現象。

温暖化等の地球環境の変化で死んでしまったサンゴもたくさん見かけました。
自然で遊んでいるとこういう事も度々考えさせられます。


アオウミウシ



とても自然の生物には見えない配色。
クレイアートにしか見えない。
背中に出し入れ自由のお花みたいなのがあってめっちゃ可愛い♪


大満足な3日間でした。

また来年も行きたいですね~!(^^)

大阪-堺自然整体院

2018年7月9日月曜日

石鎚山へ

梅雨の晴れ間を狙って娘と山登り。

今回は愛媛県にある西日本最高峰の石鎚山(1982m)へ行ってきました。





石鎚山へのルートは主に2つ

・成就社ルート
・土小屋ルート
土小屋ルートの方が標高差が少ないですが、
登山口まで山道を走らないといけないのと、
成就社ルートの方が神社や祠があり、鎖場も多いです。
信仰の山としても魅力は成就社ルートの方が多いので、
個人的にはおすすめです。

石鎚山へのアクセス
堺からだと明石大橋を渡るルートで、300kmと少し、4時間位の道程です。
いよ西条ICで降りる方が近いのですが、
愛媛のお土産は石鎚山PAが充実しているので、ちょっと回り道をするのもアリです。




石鎚山ロープウェイへの入り口
これが見えてから左の駐車場に止めるよりも、
少し手前の駐車場の方が割安でした。



下谷駅(455m)~成就社駅(1300m)までほんの数分で一気に連れて行ってくれます。
料金は往復で1950円。



ロープウェイを降りると、そこは既に雲海の上。

さすが西日本最高峰。

終始雲海を見ながらのご機嫌な登山になりました。


 

ロープウェイから30分ほど歩くと石鎚神社の成就社に着きます。

ここまでは登山というより坂道を上る感じです。




ちょうど注連縄の奉納を行っていました。

登山中も度々白装束の人を見かけます。

これほど信仰色の強い山は珍しい。




成就社の隣にある遥拝殿?
ここはちょうど石鎚山が見えるように大きな窓があります。

登山の前後に参拝していくと、心に感じるものがあるはずです。




神門
ここから本格的に登山スタート。
夜間は閉鎖されているそうです。




少し歩いた左側にある。
N字の木。



見返り遥拝所。
足の悪い人はここで参拝とするそうです。



ここからは階段地獄。
石鎚山は本当に階段が多く、足に堪えます。
岩が多い山のほうが色んな筋肉使うので疲れが分散できるのに・・・



石鎚山名物、鎖場。
60°~80°の斜度の崖を30m~60m登る修行の場が4つあります。
下を見ると結構怖い(^^;)

他の山の鎖場と違ってめっちゃ太い鎖がかかっています。

ぱっと見た感じでは崖を登るので、
9割くらいのハイカーの人はパスしています。
どの鎖場にも迂回路があります。

地元の人は小学生でも親が後ろに付いて登るので、
普通の大人ならまず大丈夫なはず。

試しの鎖→一ノ鎖→ニノ鎖→三ノ鎖と4つの鎖があります。

難易度は
一ノ鎖<ニノ鎖<三ノ鎖<試しの鎖

試しの鎖は上った後に下らないといけないのでちょっと怖い人もいるかも。

心配な人は一ノ鎖から試してみると良いと思います。


この日は少し岩が濡れている場所があって、足が滑って苦労しているおばちゃんがいました。
岩が濡れている時は慣れない人は避けた方が無難かもしれません。
ボルダリングとかを経験した事ある人なら余裕です。



こちらが三ノ鎖



三ノ鎖を上から見た所。
写真だと全然怖くないですが、かなり崖です。
三ノ鎖を上がれば即山頂です。



天狗岳を下から見上げた感じ。
めっちゃ崖です。

後でこの崖の上から下を覗く事に。



ついに山頂!
山頂には神社があります。
左の小屋には神主さんもいてるので、
お守り買ったり、御朱印をもらう事もできます。



山小屋もあって売店で軽食や飲み物が買えます。
トイレも有料で使えます。

宿泊する事もできます。
大人一泊二食付き8700円

この弥山と言われるピークで満足する人も多いのですが、
本当の最高峰はすぐ横にある天狗岳。

 

こっちが本当の山頂。
尖った形がめっちゃカッコイイ。
ただそこに行くには、ナイフリッジと言われる両側が切り立った急斜面の岩場を登っていかないと行けません。





ナイフリッジの途中から弥山にある神社を振り返った所。
天空の神社って感じですね~



上から崖の下を覗くとめっちゃスリルあります。




うちの子は親の心配を他所に、平気で進みます。





天狗岳山頂!

さすが西日本最高峰。
360°遮るものがなく、素晴らしい眺望。



山で一番好きな時間は夜明け前。
山頂に泊まってこそ見れる景色は、日帰りの何倍も美しい。

宿泊すると体力的にも日帰りより楽だし、
夕焼け、天の川、ご来光と変わりゆく景色を堪能できます。



頂上に泊まった人だけが参加できる夕拝と朝拝という神事。

時間に余裕がある人はぜひ石鎚山頂上山荘





夜明け前の空の色は本当に美しい。



写真を撮るために徹夜の人や夜明け前から登ってきた人も。



ご来光。



雲海が山を超えて滝のように流れ落ちる滝雲。

なかなか見れない光景です。


石鎚山は、信仰・鎖場・絶景・スリル様々な楽しみがあって、
またいつか来たいと思える山でした♪(^^)


大阪-堺自然整体院

2018年5月17日木曜日

高知へ

GWは娘と高知でキャンプへ行ってきました。

高知は私の父の出身地で、自分も子供の頃はよく帰省しました。

当時は南港から大阪高知特急フェリーで一晩かけて行きました。
フェリーの臭い、船酔い、カップラーメン、二等の雑魚寝、今となっては全部が良い思い出です。

今は高速道路が繋がり、3時間半で着いちゃいます。
高速道路は便利ですが、船旅も捨てがたい旅情がありますね。



子供の頃の微かな高知の記憶に残る
龍河洞、日曜朝市、桂浜、鰹のタタキ、高知城、龍馬、叔母の家、父の生家、墓参り

自分の思い出、竹田家のルーツ、龍馬、全部まとめて行ってきました(^^)



高知と言えば坂本龍馬

空港名が龍馬空港になるほど高知県民の誇りです。

高知県立坂本龍馬記念館




桂浜のすぐ手前あるので、桂浜を目指して走ってください。
どちらかの駐車場に車を止めたら両方歩いて回れる距離です。

坂本龍馬を知らない人はいないと思いますが、彼がどんな事を成し遂げたのか、
どんな志を持っていたのかは知らない人も多いと思います。

時代の流れと彼の言動を合わせて知ることで坂本龍馬の視野の広さが良く分かります。

桂浜

高知を代表する景勝地。



龍馬像が太平洋を見下ろしています。
高知旅行では外せないスポット!



龍馬像のすぐ横に櫓が組んであって、有料で龍馬と同じ高さまで上がれます。
櫓が写真の邪魔になるのが・・・(´ - ω -`)

午後は逆光になってしまうので、写真撮るなら午前がオススメです。

龍馬見ながら高知名物アイスクリンを食べるのは外せません!

桂浜水族館




桂浜の浜辺にある小さな水族館。
昔スズキ釣りが好きだった自分にとっては貴重なアカメがたくさんいるのが見どころでした。
病気の魚が多かったのが残念ですが、飼育員の人は限られた予算の中で頑張っている感が良く分かるので桂浜に行った際にはぜひ立ち寄ってあげましょう(^^)


高知城

江戸時代に建造された天守が残るのは全国で12城しかなく、高知城はそのうちの一つ。
天守と本丸御殿が両方現存しているのは高知城のみという貴重なお城です。



大阪城や名古屋城のような観光用の城ではなく、昔の作りがそのまま残っているので城好きならぜひ!


高知城歴史博物館

市の中心部高知城からすぐの場所にあります。
日曜朝市からもすぐの場所なので日曜日なら一緒に回るのがオススメです。

龍馬だけでなく、ジョン万次郎や高知城の事なども学べます。

龍馬記念館と高知城歴史博物館を回ったおかげで、明治維新についてめちゃ詳しくなりました。


龍河洞

元はと言えば、「鍾乳洞へ行きたい」という娘のご希望から始まった高知旅行。
龍河洞も子供の頃に何度も来ました。

知名度は高くありませんが、日本三大鍾乳洞の一つに挙げられるほど立派な鍾乳洞です。


龍河洞には冒険コースという、照明も何も無いルートをヘッドライトだけを頼りに探検するコースがあります。
子供も大人も楽しめます(^^)



横向きに寝ころんで狭い穴をズリズリと這い出る。
ドロドロになるけど楽しい♪



時にはロープでよじ登る!



実際には見かけほど険しくないです(^^ゞ

通常の料金に加えてたったの1000円で冒険コースは体験できます。(服と靴をレンタルするならプラス1000円)

ケイビングという洞窟探検をガイド付きでやったら5000円~10000円くらいかかるので格安。

ガイドさんがとても上手に案内してくれます。
小学1年生以上なら十分歩けるくらいの難易度なのでそれほど危険もありません。


土佐タタキ道場

藁焼き鰹のタタキ体験。

鰹は子供の頃好きではなかったのですが、高知で食べて初めて美味いと思いました。

スーパーで鰹のタタキを買うとほとんどが解凍されたものなので、どうしても美味しくありません。

高知で新鮮なカツオを食べてその美味しさを知ってほしいなと思い、自分でタタキを作れる店に行ってきました。



桂浜から浦戸大橋を渡ってすぐの所にあります。
かなりの人気でしたが、いくつかのレストランに振り分けて捌いているので、待ち人数多くても案外待たされませんでした。

空には鯉のぼりではなく、カツオのぼりが。



大きな串に刺してあるカツオ



5~6人で一緒に藁で焼きます。
火加減はスタッフが指示してくれるので大丈夫。



自分で焼いたカツオをスタッフの人が切って盛り付けてくれます。



新鮮な素材を調理してすぐに食べるので本当に美味しい!
鰹嫌いの娘にとっても衝撃的な美味さだったようで、旅行中に3度も鰹のタタキを食うことに(笑)
「高知に住むわ」というほど美味かったらしい。


日曜朝市

300年以上続き、400軒以上の店が並ぶ、日本でも有数の規模の朝市。



野菜、漬物、干物等の地元向けの店から、
お土産、お菓子、土佐刃物などの観光客向けまで雑多な品揃えが楽しめます。

高知市内の追手筋を片側封鎖して行われます。
県庁の駐車場が無料ですが、満車になりやすいので、近隣のコインパーキングを探すほうが早いかも。

朝市と言いながら夕方までやっていますが、品物が無くなると撤収する店が出てくるので午前中に行くのがベスト。

お店の人と話しながら回るのは中々楽しい。
掘り出し物はホオジロザメの干物!

朝市の名物いもてん。
甘くて美味しい素朴な味わい♪




大阪では見ない小夏や文旦等のフルーツも売ってたけど、箱買いはハードルが高い。
観光客向けにカットして売ってくれたら買いやすいのにな~。
ニーズはあるのに、もったいない。

日曜市の途中にひろめ市場という高地の名物を集めて屋台村形式の施設があります。
ここも手っ取り早く高知グルメを堪能するにはオススメ!




父の生家

大栃という四国の山奥の小さな村から、人家を見ない山道を1時間走って辿り着く、今や数軒しか住んでいない限界集落。
近所の家に行くにも山を数分下りないと行けない。
山地なので田畑もほぼ無い。
昔の人はよくぞこんな場所で暮らせたもんです。



娘に一度は見せておきたかった竹田家のルーツ。

父方の祖父と祖母は早くに無くなったので顔を知りませんでした。

写真ですら見たこと無かった。

叔母の家で見せてもらった唯一残る祖父と祖母の写真(中央の二人)