2018年9月7日金曜日

西穂高岳へ

今年の目標だった北アルプス穂高連峰、西穂高岳の岩稜。



一般的には日本一の山と言えば富士山ですが、山にハマった人に一番人気があるのは、実は富士山ではなく、北アルプスの穂高岳~槍ヶ岳のエリアなんです。

3000m級の山が連なり、切り立った岩山が素晴らしい景観を作ります。

関西には無いスケールの山歩きを味わえます。


堺自然整体院から西穂高岳へのアクセスは、
名神高速、東海北陸道、飛騨清見ICを経由して新穂高温泉まで5時間くらいかかります。

スタートは新穂高ロープウェイ


新穂高ロープウェイは第1ロープウェイと第2ロープウェイがあります。

登山者は第2ロープウェイのしらかば平駅からの乗車になります。

駐車場も一般の観光客よりも下に止める事になるので、注意が必要です。

第2ロープウェイは日本唯一の2階建て、標高1380mのしらかば平から標高2156mの西穂高口駅まで労せずに上がれます。





山びこポスト
通年集配可能なものとして、日本最高所にあるポストだそうです。



登山口を超えると観光客がいなくなり、静かな山歩きができます。



木々の隙間から目指す西穂高岳。

西穂高口から1時間半ほど登ると西穂山荘。

ここまではほぼ迷うことも無く来れます。

今回はテント泊装備を背負っているのでめっちゃしんどかったです(^_^;)

西穂山荘
北アルプスで唯一の通年営業している山小屋


日帰りの人も泊りの人もみんな足を止めて休憩をしていきます。

西穂ラーメンが名物ですが、高所のせいか麺が生麺っぽかったのが残念。



ここではザックをデポして山頂を目指す人が多いです。

アタックザックあると便利ですね。

今回はここでテント泊をして、早朝から山頂に向かいます。

夜明け前にスタート。



明けゆく空が美しい。
山荘付近からだと山に隠れてご来光は見えません。



あちこちに丸山までは子供でも大丈夫と書かれていますが、その割にはスタート直後はかなり大きな岩が多く、段差に苦労します。




少し登ると丸山から独標の直下までは安全な登山道が続きます。



西穂独標。
ここから岩稜スタート。

独標が11峰、1峰の西穂高岳まで10個のピークを越えて主峰を目指します。



ここの下りが怖い人は進まない方が良いと言われています。

ここから先に行くならボルダリングを1,2回でも経験しておけば安心です。

鎖は少ないですが、ほとんどの場所がホールドがしっかりあるので、3点支持を守って慎重に行動すれば大丈夫なはずです。




見下ろすのは上高地、赤い屋根の帝国ホテル。

宿泊している人は、
「体力があればあの山に登りたい」
山上にいる人は
「財力があればあのホテルに泊まりたい」



写真で見るとめちゃ危険に見えますが、山の岩場歩きに慣れた人で高所恐怖症の人以外なら慎重に歩けばたぶん誰でも行けます。




越えてきたピーク。

雲上の稜線歩きは爽快!



プロのガイド(オレンジのザック)がロープで客二人を繋いで歩いていた。

ガイド料はおそらく一人4~5万円。(*_*)

躓いたり、足を滑らせたりしたら即死の場所も多いですし、岩なので一般的な登山道と違って、「道」はありません。

岩に書かれたマークを目印にしますが、自分でルートや足場を探す能力も必要です。

自信が無い人はガイドを雇うのも一つの方法です。





4峰以降ははガスガス(´・ω・`)

予報よりは良い天気だったので良しとしよう。



2峰と3峰はピークを踏まずに飛騨側を巻きます。

ガスで山頂が見えないこともあって、いきなり主峰に辿り着いてみんなびっくり。



山頂、絶景が見れるはずが、何も見えない~!

次回は天気の良い日に。

冬も来たいけどまだまだ自分のスキルでは怖い(・・;)

四肢を使ってよじ登るのは童心に帰るのか、猿に戻るのか分らないけどとにかく楽しいものです♪

個人的には今回は技術的に難しい部分もほぼ無く、恐怖も感じませんでした。

宝剣岳の方が余程怖かったです。

この様子なら来年は剱岳でもいけるはず!(`・ω・´)

大阪-堺自然整体院


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