先日、大阪万博に行ってきました。
万博良かったですよ!
始まるまではネガティブな話題しかありませんでしたが、実際に行った人からは概ね好評です。
海外パビリオン中心に回って、お国柄や普段見れない物を見れて楽しかったです。
今回の万博は情報戦の様相を呈していて、何も情報を持たずに行くと、かなり満足感低めになると思います。
特に高齢者にはかなり難易度の高いシステムになっています。
率直に言うと、ネットやアプリでの手続きが苦手な方は、予約等はご家族に任せて一緒に行ってもらう方が良いと思います。
逆にしっかりと情報を仕入れて、効率良く回るとかなり満足度上がると思います。
当院に縁のあった方のお役に立てればと、私が知っている範囲の情報をまとめてみました。
チケット
①スマホかPCでアカウントを作って万博IDを取る。
②公式サイトで万博IDでログインしてチケットを購入する。
③来場日時と入場門を予約する
混雑を回避するために、平日の9:00からの予約を強く推奨します。
希望日に9:00の枠が満席なら別の日を考慮しましょう。
土日の9:00の入場枠は1ヶ月くらい先まで埋まっていますが、キャンセルなどで空きが出る事もあるので、随時チェックすると良いです。
パビリオンの予約
パビリオンの予約は4種類あります。
申込日を確認して忘れずに予約しましょう。
予約時間帯は11:00~16:00くらいの間をお勧めします。
①入場予約日の3ヶ月前〜2ヶ月前に2ヶ月前抽選に申込み
②入場予約日の1ヶ月前〜8日前に7日前抽選に申込み
①と②は第5希望まで抽選できますが、当選するのは1つだけです。
前後1時間はスライドして当選する可能性があるので、同じパビリオンで複数の抽選申し込みするなら1時間以上時間を空けましょう。
③入場予約日の3日前〜前日9時までに空枠予約(先着)申込み
予約日の0時スタートなので、夜中にスタンバイして0時ジャストに手続き。
ギリギリでログインすると混雑して入場できないので20分くらい前(土日の予約はもっと早く)からログインしましょう。
④当日入場後、1枠登録(予約)可能(予約枠を消化するとまた1枠登録可能)
入場5分後から当日枠の予約を取る事ができます。
※予約無しで入場できるパビリオンも多数あります。
予約しなくても楽しめますが、予約するともっと楽しめます。
参考 https://www.youtube.com/watch?v=eNTPeBfNP9o
アクセス
大阪万博HP
https://www.expo2025.or.jp/expo-map-index/access/
①地下鉄中央線
予約不要 一番安い
②シャトルバス(駅からバス)
要予約 桜島からなら350円
神戸からのバスはかなり格安だそうです。
シャトルバスの予約には関西MaaSアプリが必要です。
シャトルバス
大阪、新大阪、中之島、なんば、天王寺、上本町、堺東、尼崎
堺市民や南海本線沿線の方へ→堺東発のバスは堺駅にも寄ります。
堺駅は東側ロータリー、堺東駅は駅前ロータリー発着。
高速バス
関空、伊丹、大阪港、神戸空港、三宮、京都、三田、姫路、東京、名古屋、福井、徳島、広島
③パークアンドライド(駐車場+バス)
要予約 駐車料金 5000円前後 バス料金含む
舞洲、堺、尼崎発着

③船
要予約 堺港から 3800円
アクセスはこの4パターンあります。
一番のメインルートは地下鉄ですが、地下鉄は東ゲートからの入場になります。
予約の必要の無いメインアクセスになるので、来場者が多く混雑します。
早朝から東ゲートで長時間待つ人でなければ西ゲートのほうが早く入場しやすいです。
朝イチの戦いに勝つには西ゲートからの入場を考えましょう。
(最近は情報が回って西ゲートも結構混雑しているらしいです)
そうなると選択肢はシャトルバスがメインになります。
一番便数が多いJR桜島駅からのシャトルバスが使い勝手が良いです。
新幹線で来られる人は新大阪駅からシャトルバスがあります。
新大阪7:30発の便があるので、これに乗れたらかなり早くゲートに到着できそうです。
自宅から最寄りの駅が遠くて、4人以上で行く方はパークアンドライドもお勧めです。
電車の乗り換えの疲れが無くなる上に、バス代が込みなので、大人数なほど割安になります。
5000円÷4人÷2=625円
当院からだと桜島からのシャトルバスと電車代よりも安い!
2人乗車の場合でも堺東からのシャトルバス代よりも安いです。
しかも15:00以降なら約3000円になるので、夜間券で行くならパークアンドライドはかなり有力な選択肢になります。
パークアンドライドは入場も優先レーンになり、帰りの混雑も回避できるので、かなりお勧めです。
アプリ
公式アプリ(必須)
https://www.expo2025.or.jp/apps/
万博会場WI‐FI(推奨)
https://www.expo2025.or.jp/future-index/digital/wireless/
地図(推奨)
公式の地図はぱっと見てもどこのパビリオンか分からず使いにくいです。
つじ氏の地図が好評なのでダウンロードしておくと当日捗ります。
https://drive.google.com/file/d/1e7RIeTwtX9M7erXnF61Y4VD0dXiYokMy/view
EXPO2025 Personal Agent(必要であれば)
https://www.expo2025.or.jp/future-index/digital/personalagent/
当日アクセス
桜島駅からは8:10から始発バスが出ます。
8:00には長蛇の列になっているので、7:30~7:45くらいにはバス乗り場に着きましょう。
西九条で乗り換える時に先頭に乗ると、出口に一番近い所で降りれます。
係員に関西Maasのチケット画面を見せてゲートを通るので、事前にチケット(赤い画面)を表示しておきます。
入場
バスを降りてからゲート近くの行列に並びます。
動き出した時に外側が流れるし、並びたいゲートに近いので、行列の右側に並びましょう。
ゲートに並ぶ時は人の流れに乗らずに、右側のゲートに並ぶと人が少なく、早く入場できます。
パークアンドライドで行くと、専用レーンに並べて混雑回避できるそうです。
当日予約
ゲート入場後5分すると、当日予約が可能になります。
入場直後はテンション上がって忘れがちになりますが、凄く大事なポイントなので忘れずにアプリから予約しましょう。
当日予約枠は1枠だけなので、権利を使うまで次の予約が取れません。
絶対に見たいパビリオンが無ければお昼前くらいの予約を入れるのが良いです。
予約不可で人気のアメリカ館は日本語よりも英語コースの方が行列は少なめです。
当日予約枠が時間ごとに開放されるパビリオン
例)12:00 15:00 17:00のように時間毎に開放されます。
競争率は高く秒殺みたいですが、現地で随時チェックしていると予約が取れるかもしれません。
ガンダム
null²
ヘルスケア
モンスターハンター
いのちの未来
EARTH MART
電力館
日本館
関西パビリオン
当日予約
当日登録センターの端末予約とスマホ予約は併用できるます。
一番乗りで入場できるならこの方法もありですが、登録センターで行列に並ぶなら、朝イチの空いてる時間はパビリオン回る方が効率が良いです。
パビリオン
実際に行ってきた人の感想を聞いていると、このあたりのパビリオンが評判高めです。
アメリカ、フランス、イタリア、クウェート、中国、ヨルダン、台湾、サウジアラビア、パソナ、住友
個人的にはブラジルがかなりシュールなので、別の意味で行ってほしいです(笑)
回り方
朝イチ
朝イチはどこのパビリオンも空いています。
開場直後の1時間が一番美味しい時間帯です。
入場後はできるだけ迅速に近い人気の大型パビリオンから回りましょう。
会場は広いので、離れたパビリオンを回るより、ご近所のパビリオンを次々回った方が効率良いです。
予約必要なパビリオンでも朝イチは入館可能なパビリオンもあります。
昼食
11:00くらいには混雑が酷くなります。
ランチの混雑を避けるためにも早め昼食に向かう方が良いです。
大屋根リングの下は日差しを避けられるベンチがたくさんあります。
レストラン、フードコート、キッチンカー、コンビニ等、選択肢はたくさんあります。
見かけたキッチンカーだとハンバーガー2000円、飲み物1000円という価格の店もありました。
経済的に行くならコンビニか持ち込みになりそうです。
当初は飲食物持ち込み禁止でしたが、現在は飲食物持ち込み可になっています。
レジャーシートを広げてのんびりしたいご家族は、西ゲートの西側のEXPOアリーナがお勧めです。
午後
午後は遠足の学生が帰る16:00くらいまでは混雑が続きます。
この時間帯に予約を入れるようにすると混雑を避けられます。
予約の隙間の時間はコモンズと言われる合同パビリオンや、連棟になってる中型パビリオンが行列が少なく回りやすいです。
急な雨や酷暑から逃げたい時やトイレ使用でもコモンズはとても役に立ちます。
ウォータープラザ東西のトイレや大屋根リングのトイレもいつも空いています。
夕食
夕食も基本的に混雑します。
しかし、せっかく万博なので世界の料理も食べてみたい。
私が回った中では、クウェートのレストランが空いていて穴場でした。
(色々注文して二人で15000円でした)
夜
夜は噴水ショーがおすすめ!
噴水ショーは2回あって、2回目の後はドローンショーもあります。
ギリギリに行くと良い場所で見られないので、30分前には席を確保した方が良いです。
良い席は予約必要ですが、予約無くても少し端の席から楽しめます。
大屋根リングの上から見ている人もたくさんいました。
現在噴水ショーはレジオネラ菌の影響で中止されています。
関西でこの規模で見れる場所は他に無いので、早期の再開を期待します。
花火が上がる日もあります。(帰りの混雑には要注意)
4月26日、5月31日、6月28日、7月21日、7月23日、8月23日、9月27日、10月8日
万博は22:00に閉まりますが、パビリオンは21:00で閉まります。
20:00からのラスト1時間は人気パビリオンもかなり行列が減るので、噴水とドローンショーを見るか、パビリオンを回るか悩ましい所です。
お土産
オフィシャルショップでお土産を買う場合、21:00閉店なので時間に気をつけましょう。
パビリオンや噴水ショーを見終わってからではお土産買えません。
学生がお土産を買う15:00前後はかなり混雑します。
オフィシャルのお土産屋さんの近くにヤマト運輸があるので、午前中にお土産を買って、自宅に宅配便で発送するのが一番効率が良さそうです。
買いそびれた人は、ネットでも買うことができます。
大阪万博オンラインストア
帰路
ショーが終わるとみんな一斉に帰ります。
状況によって帰宅時間は変動するでしょうから、バスよりも地下鉄が臨機応変に対応できます。
平日なら地下鉄は便数がかなり多いのでそれほど混雑しません。
土日はそこそこ混雑するので、夜の噴水ショーが終わるまでには会場を出た方がスムーズに帰れます。
土日にドローンショーを見て最後まで残ると、地下鉄のホームに入るまでがかなり混雑します。
来場者が18万人を超えた日はゲートから地下鉄乗車まで1時間かかったとの話も。
混雑する日はシャトルバスを予約して西ゲートから出るとスムーズに帰れます。(要予約)
パークアンドライドで駐車場までバスで帰るのが一番楽に帰れるようです。
地下鉄のホームに降りる階段は1つ目の階段を避けて、2つ目の階段の方がホームは空いています。
3分おきくらいに電車が出るので、座りたい人は少し待つだけで座って帰れます。
この情報がお役に立てれば嬉しいです。
万博の運営は日々改善しているので、できるだけ1週間以内の情報を集めるようにしましょう。
大阪での万博はもう生きいるうちに無いでしょうからたっぷりと楽しみましょう!